サイドボード(食器棚)”エボルーション”
二枚の扉にカーブを取り込んだ、サイドボード”エボルーション”。
無垢材を贅沢に使ったデザインです。
サイドボードの四つ角は、手作業にて作った蟻組で組み、
さらに取っ手も無垢材で手作りしたものです。
ネジで取っ手を留めると、時間が経つについれて、
緩みが出てきますが、楔締め(くさびじめ)ホゾ接ぎをしているので、
緩みが出る事はありません。(下の写真参照)
引き出しには、スライドレールを付けていますので、
重いものを入れても、スムーズに開閉可能です。
また、扉の丁番には、ソフトクロージング機能付きで、
勢いよく閉めても、最後にはゆっくり閉まり、
無垢材の扉に負担をかけないように、配慮しています。
食器棚として、サイドボードとしてお使い頂けます。
写真のサイドボードは、無垢のハードメープルを使用。
同じデザインのキャビネット”エボルーション”はこちら
楔締め(くさびじめ)ホゾ接ぎ(左写真)と、手作業制作した蟻組(右写真)
脚は、サイドボードの底板に組み込ませ、黒檀を使って更に固定して、強度を高めています。
楔締め(くさびじめ)ホゾ接ぎという、伝統的な製法です。(上の写真参照)
下の写真は、無垢材で脚部を制作している時の作業風景です。一つ一つ、丁寧に形を作っていきます。(左の写真2枚)
右の写真は、蟻組の制作風景。のこぎりを使って、慎重に切り込みを入れていきます。
機械で作る蟻組みは、ルータービットの厚みに限界がある為に、どうしても蟻組の根元が太くなり、機械的な仕上がりとなります。
手作業で作ったこの蟻組みは、ロンドンピンと呼ばれるデザインで、ここまで繊細に作るには、手作業でないと出来ません。
機械と、手作業との違いを見分ける事が出来るように、手作業の蟻組みは、根元を細くしています。
手作業で作る蟻組みは、少しでも寸法が狂うと、木を組めなくなる為、高度な技術が必要となります。
時間・手間がかかる為に、手作業で作る蟻組みが忘れ去られてきており、機械に頼る傾向になってきています。
今や、釘やネジ、ビスケットジョイントが溢れている時代で、手を抜く事はいくらでも出来ますが、ブリットクラフトでは、
この伝統的な製法を使い、時間をかけながら家具作りを行っています。
手作業にて作り出す蟻組みこそ、家具作りに誇りを持って、また品質を常に考慮している証拠と言っても過言ではないでしょう。
蟻組の歴史は、こちらからご覧下さい。
SIZE W100 xD45 xH83
PRICE
商品番号 |
木材の種類 |
価格 |
SE-C |
ブラックチェリー |
¥300,000 |
SE-W |
ブラックウォルナット |
¥300,000 |
SE-O |
ホワイトオーク |
¥300,000 |
SE-M |
ハードメープル |
¥300,000 |
木材の色・材質は、こちらを参考に。
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その他の県への配送料はCランクになります。
同じエボルーションシリーズの、
キャビネット”エボルーション”はこちらから
ご覧下さい。
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