■ワゴンの完成・引渡し
以前、デスクとテレビ台コンパクト”ローマ”を頼んで頂きました、福岡県のI様のワゴンが出来上がりました。
今回も、引き取りに来て頂き、コーヒーを飲みながら、色々とお話しが始まります。
いつも共通の趣味の車やバイクの話、釣りの話、イギリスの話などなどで盛り上がり、楽しいひとときです(^^)
さて、今回も無垢材はホワイトオークで、ワゴンを作成させて頂きました。
いろいろなところにカーブを入れた手のとても込んだ一台です。
引き出しの中の無垢材は、デスク、テレビ台と合わせて、ブラックウォルナットと、ブビンガの組み合わせにしました。
コントラストがとてもきれいです。
取っ手は、ブリットクラフトオリジナルの取っ手で、蟻組にて組みこんでいるため、取っ手が取れる事はまずないでしょう。
とても頑丈です。ここをネジで止めてしまうと、時間が経つと緩んでしまいます。
引き出しは、もちろんスライドレール付きです。
きれいに仕上がりました。
I様、この度は、ワゴンのご注文を誠にありがとうございました。
これからも、良いお付き合いをさせて頂ければと思います。
これからも、宜しくお願い致します。
ワゴンの左に写っているのは、オーストラリアのアリススプリング(オーストラリアの心臓と言われるエアーズロックの近くの町)で買ってきた、ディジュリドゥという楽器です。デザインと、形がお気に入りです。
ディジュリドゥは、木に単に穴が開いているだけの、シンプルな楽器なのですが、この穴。実は、白アリが開けるのです。
オーストラリアの木は、固い事で有名ですので、原住民のアボリジニは、ディジュリドゥを作る為に、既に穴が開いている木を探します。
いつもは嫌われものの白アリですが、オーストラリアでは、白アリ様々ですね。
そして、原住民のアボリジニが演奏するディジュリドゥは、圧巻です。
鼻から息を吸いながら、そして口で吐き出しながら、休みなく演奏します。
買ってきたはいいが、うまく吹けません(^^;
ブリットクラフトでは、インテリアとして使っています。
■かわいい常連客(^^)
ほぼ、毎日遊びにきてくれる、かわいい常連客がいます。
近所の猫ちゃんです。
勝手に”クリンクル”って、名前つけています(^^;
初めは、警戒されていましたが、今はこんなになついてくれてます。
しばらく戯れています。
クリンクルが来ると、家具作りが進みません。カメラをアタックされました・・↑
これからも、毎日来てね!
■スツールの完成と納品
先日、福岡市のA様宅に、スツールを納品させて頂きました。
リビングのソファの横に置かれる、スツールをお求めで、ソファよりも少し低めの高さで、全体的に太いデザインで、
足は、下に行くにつれて、少し細める感じで。
など、デザインのアイデアをお持ちでしたので、ショールームに来て頂いた時に、
サイズの設定などを一緒に決めさせて頂きました。
大きな木組みを施し、太めのデザインに合うよう、いつもより座面を厚めにしました。
ソファの様にクッション性のある、快適で丈夫なスツールが出来上がりました。
サイズは、縦50cmx横50cmx高さ38cmです。
お部屋の写真を見せて頂きながら、無垢材の種類と、椅子生地をチョイス。
無垢材は、ホワイトオークと、赤茶の椅子生地を合わせました。
明るくきれいなお部屋のアクセントになったのではないかと、思います。
いつもは、お部屋で読書される娘さんも、サイズが丁度良いのか、今はリビングのスツールに座って、読書をして下さっているそうです。
気に入って頂けたようで、光栄です(^^)
そして、A様の声がこちら
先ほどはスツールを届けて下さって、ありがとうございました。
今もリビングの入り口から、見とれているところです。
(さっきはなでまわしてうっとりしてました。)ほんとうにきれい!私の希望以上に、製作して頂いたことに、心から感謝してます。当てはまる言葉かわからないけど、大満足でございます。大切に使います。娘に早く見せたいです。ホントに本と~に、ありがとうございました。
A様、この度はスツールのご注文を誠に有難うございました。
これからも、メンテナンスなどでお世話になります。これからも、末長く宜しくお願い致します。
■職人から職人へ。引き継がれる道具たち。
いつもお世話になっています、製材所さんを通じて、知り合う事が出来た加藤様より、本日、こんなにたくさんの大工道具を頂きました。
「お父様が大工さんだったけど、自分は使わないから」と、手工具を譲って頂きました。
かなりの年数使われていた道具で、多くの仕事を達成してきたものと思われます。
20年間、使われていなかった道具との事ですが、状態は良いです。大工さんの誇りの道具、大切に使ってこられたのだと思います。
この様な、多くの仕事を達成してきた道具は、また、職人に引き継がれ、きれいに研磨する事により、息を吹き返し、更に、数十年、道具としての役目を果たしてくれる事でしょう。
このように、道具を引き継いで頂いた事を、非常に嬉しい事と思っています。
イギリスでも、道具が引き継がれる事がよくあります。そして、良い道具は、世代を超えて使われます。道具を良い状態に保つと、それだけ良い仕事が出来ますので、職人は、道具を大切にしなければいけません。
職人ギャリーも、古くから受け継がれた道具を持っていますが、この様な古く何代も受け継がれた道具を使って仕事をすると、自分も長い間、その役目を果たしている道具たちに尊敬を感じ、良い仕事をしたいと思うようになります。
この道具たち、今度は家具で、多くの仕事を達成してくれると、思っています。
加藤様、この度はたくさんの手工具を譲って頂き、本当に有難うございました。
大切に使わせて頂きます。これからも、お付き合いの程、宜しくお願い致します。
|